学割定期

また、専門学校になると、生徒達は学割定期が使えるようになります。これは生徒にとって大きいようです。また、いくら充実した授業内容のスクールであつても、「スクール」では、パソコンスクール、ヨガスクール、英会話スールと同等にみられ、高校の先生も進学先として勧めてはくれません。専門学校なら、高校の先生達も安心して勧められるようです。大阪と名古屋の本社ビルにあるスクールを学校法人化し、エステティック専門学校作ろうと思いました。しかし、法人化するには、土地もビルも寄付しなければなりません。大変な選択でした。それでも、二〇〇八年四月、大阪と名古屋に初めてのエステテイックの専門学校であるミスパリエステテイック門学校を開校しました。日本のエステテイック業界では、統一認定エステテイシャンに必要な学習時間はたった三百時間でスタートしようとしています。しかし、欧米の先進諸外国では2?3年間はエステティックを学んでおり、エステテイシャンはすでに国家資格制度となっています。ですからミスパリエステテイック専門学校の学習時間は2年間で2085時間であり、世界で通用するグローバルスタンダードの授業のカリキュラムを作りました。つまり、日本でエステテイックを学ぶ学校としては、随分と先を見据えた学習時間と学習内容になっているのです。

 

 

さらに、二〇〇九年からは私の母校でもある池坊短期大学に本格的なエステティック学科ができ、ミスパリが授業のお手伝いをしています。日本のエステティック業界には、長い間、資格も何もありませんでした。私は教育を受けたエステティシャンが多数輩出されれば、業界のレベルアップに繋がり、これが業界の健全な成長と発展、エステティシャンの地位の向上と確立に繋がると信じています。それを強力にバツクアップする組織として、NPO法人、ソワンエステティック協会を二〇〇四年に設立しました。ここでは、エステティック学術会議や講習会、試験対策講座やボランティア活動を行っています。ミスインターナショナルを驚かせたエステティック私は二〇〇七年からミスインターナショナルの審査員をしています。翌年、京都の国際会議場でミスインターナショナル日本代表選があり、マカオで「08ミスインターナショナル」が決まりました。